なんとか張替えできました。

今年の博多祇園山笠小倉祇園太鼓も無事に終わりました。

梅雨も明け暑い日が続きます。

 

受継いだ太鼓をなんとか再生したいとのご注文です。

胴にひび割れも有り、過去の修理跡も見受けられます。

 

あまり状態はよくありません。

 

新調をご検討いただきたい所ですが、張替え修理でお引き受けしました。

 

 

慶応2年(1866年)寅9月の墨書です。

釻も新しく付け直し、胴の割れ部分も内部からしっかり補強をして、過去に施されたフチ部分の欠け修理もやり直して、何とか完成です。

今後も末永くお使いいただけると思います。

大変お待たせ致しました。