年末年始に向けてのご注文が続きます。

10月の終わり、助手(妻)と一緒に太宰府天満宮に行ってきました。3尺の太鼓の張替えのお見積です。革に開いた穴から太鼓の中をのぞくと、昭和49年に当店にて張替えた書き込みがありました。

41年間よくもったものです。


さて、こちらは12月納品予定の櫛田神社の拝殿の太鼓です。

博多祇園山笠振興会の太鼓と同じく、大きさは2尺5寸。

胴の塗り替えも含めた大規模修理です。


持ち手の金具(釻)も新しいものに交換します。取替え作業も一苦労です。

いきなりですが、張替え完了です。いい感じに革を張ることができました。これに三つ巴の紋が入ります。



ちなみに修理期間中は山笠振興会の太鼓が代役を務めております。

初詣で櫛田神社にお参りの際は、ぜひ新品同様に仕上がった太鼓をご覧ください。