片面のみの張替え

他店にてご購入の太鼓です。

初めて見る太鼓です。

張ってある革、胴の大きさ、仕上げ等、違いがあります。

本来ならば、両面張替えをお勧めしておりますが、今回は片面のみの張替えです。

金具が緩んでいたので付け直します。

何かパテのようなものが塗ってありますね。

慎重に外してみましたが、特に問題は無いようです。


緩まないように、しっかり固定しました。

もともと張ってあった革の見た目は全体的に真っ白な感じで、おそらく石灰なめしの革だと思われます。

当店では、昔ながらの製法の糠なめしの革を使用しております。

そのため革の色も一枚一枚違い革その物の色が残ります。

今回は片面のみの張替えでした。

革の端の部分、耳(縁)の部分を見ると色の違いが分かると思います。張替えた上の面は打面にも飴色が残っています。