博多の町も急に寒くなりました。
さて、こちらはペーロン用の太鼓の新調です。尺1寸けやき。
ペーロン船の新造に合わせてご注文を頂き、十月末に納品させていただきました。
そしてこちらは、同じくペーロン用の太鼓の張替修理のご注文です。
他店にてご購入され、初回の張替え修理から当店をご利用頂き、今回は二回目の張替えになります。
今回は持ち手金具も交換を希望されているのですが・・・
初回の張替えの際、気になる点がいくつかあったのを思い出し、取り敢えず革を外してみると・・・
あ~やっぱり。
他にも手を加えないといけない部分があるようです。
当店では胴の木目を生かすために、ニスで仕上げます。
しかしこの太鼓はご覧のように塗装がしてあって木目があまり目立ちません。そして、ところどころ剥がれてきています。
持ち手金具も取替えるので、多少あらが目立ってしまうかもしれませんが、思い切って塗装を剥がすことにしました。
鋲穴も埋め、ここまできました。
もうしばらくお待ちください。