ボルト締め締太鼓の革交換

ボルト締め締太鼓
ボルト締め締太鼓

ボルト締め締太鼓の革の交換です。

糸が切れたり、革が切れている部分があります。

未使用の革
未使用の革

こちらは未使用の革になります。

比較
比較

このようにナットを締め込んでいけば、張りが強くなり高い音がでます。

それと同時に、右側の未使用の状態から左の状態まで

締めれば締めるほど革は伸びていきます。

 

やぶけた革
やぶけた革

そうして伸びる限界を超えてしまうと、このように破けてしまいます。

ボルト締めの締太鼓は、取り扱いが簡単そうですが、

扱い次第で革の寿命も違ってきます。

 

未使用の革の状態から、いきなり無理をして締めすぎてしまうと、糸が切れてしまったり、革が切れたりします。

 

高い音を出した状態でナットを締めたままにしておくと、

革が伸び切ってしまいます。

そうなると、さらに締めて締めての繰り返しで、やがて限界を超えて破けてしまいます。

 

無理をして締めこむと、ねじ山をだめにしてしまう原因にもなります。

 

革にも慣らしが必要なのです。

革の様子を見ながら徐々に締め込んでいってください。

そして使用後は、片側だけでもいいのでナットを軽く緩めて

革を休ませてあげてください。